外壁塗装の塗料【ファイン4Fセラミック】の特徴と価格・相場を解説!
外壁塗装の塗料【ファイン4Fセラミック】の特徴と価格・相場を解説!

ファイン4Fセラミックは、ターペン油に溶ける性質があります。ターペン油とは、は天然の樹木から採取されるテルペン油という言葉が変化したものです。
かつてはペンキを薄めるための溶液として、このテルペン油が利用されていました。
今現在では、ターペン油は石油かた精製して製造されています。主な成分は石油系炭化水素となっていて、灯油に似ている成分です。ミネラルスピリットやミネラルターペン、塗料用シンナーと呼ばれることもあります。

ファイン4Fセラミックの特徴

ファイン4Fセラミックはラッカーシンナーなどといった強溶剤と比較すると刺激的な臭いが抑えられていて、溶解しにくいので、旧塗膜に対する縮れや溶解等といった影響が抑えられているのが特徴です。
合成樹脂調合ペイントやNADウレタン、アクリル樹脂系非水分散形塗料等を薄める溶液としても利用されています。

ファイン4Fセラミックは、2液型となっていて2種類の溶液が異なる缶の中に入っていて、それらを組み合わせて外壁塗装の塗料として使う超低汚染形の4フッ化フッ素セラミック変性樹脂塗料です。
一般的なタイプの他にも、ひび割れにくい性質がある高弾性ファイン4Fセラミックの2種類が提供されています。

耐久性だけではなく耐汚染性や透湿性などにも優れている塗料であることが特徴です。
他にもカビや藻が付着するのを防ぐ性質にも優れています。
そのためフッ素系の塗料を使う外壁塗装やリフォームで非常に良く利用されている塗料です。油性の塗料ではありますが、クロムや鉛などといった有害な重金属が含まれていない弱溶剤系でホルムアルデヒドを放散する量が1リットルあたりに0.12ミリグラム以下の製品しか取得することが出来ないFフォースターを取得しているため安全性は高いと言えます。

そして、ファイン4Fセラミックは艶なしよりも多少艶がある3分艶だけではなく5分艶や7分艶、艶ありの4つの艶の種類の中から選ぶことが可能です。適用下地はサイディングという外装材だけではなくコンクリートや鉄板、モルタル、ステンレスなどとなっています。他にもアルミやFRPと呼ばれる繊維強化プラスチック、塩化ビニールなどといった下地にも対応しているのです。

ファイン4Fセラミックの特徴

塗料の価格は平滑な状態に仕上げたり塗り替えたりする場合は3段階の工程になり1平方メートルあたりで3600円ぐらいとなっています。
なみがたに仕上げたり塗り替えたりする場合は3段階の工程になり1平方メートルあたりで4100円から4500円ぐらいです。
トップコート仕上げや塗り替えにする場合は2段階の工程になり1平方メートルあたりで2700円ぐらいになります。
実際にファイン4Fセラミックを使って施工する場合は3段階の工程になり合計の単価は1平方メートルあたりで、およそ3800円から4300円ぐらいです。

これらのことからファイン4Fセラミックは価格も安く、安全性も高く、耐候性にも優れているので外壁塗装やリフォームに非常に適していることが分かります。

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