知らなきゃ損する!?外壁塗装は補助金や助成金で賢くリフォーム
知らなきゃ損する!?外壁塗装は補助金や助成金で賢くリフォーム

もう外壁塗装をしなければいけない時期だと思いながらも費用が気になってなかなか踏み切れない方、実は自治体によっては補助金や助成金が受けられる場合があるということはご存知ですか?
その方法について下で説明します。

外壁塗装の補助金や助成金

外壁塗装の補助金や助成金は法人や集合住宅の管理組合だけでなく個人にもの適用されます。

ただし条件があり、断熱性の高い製品に改修した時に助成が受けられます。
ただ断熱性の高い製品を使うだけではなく、その厚さも決められており断熱材の厚さ基準である「断熱等性能等級4技術基準」以上を満たさないといけません。
これは環境問題を考慮した省エネルギー化を目的としているためで、断熱性の高い壁にすることで冷暖房にかかるエネルギーを削減かつCO2を削減するということなのです。
これは建築物のエネルギー消費性能向上に関する法律(建築物省エネ法)に基づいたものです。

他にも条件があり住民税又は法人税、事業税、所得税を滞納せずに納税していること、省エネ化のための外壁塗装の申請書や変更届、施工後の状況に関する調査への協力、期限内に工事代金の支払いを終え自治体による完了検査を受ける、などと細かく決められております。

他には建物の築年数や耐震基準を満たしている、という条件も多いようです。
こちらは各自治体によって違うものもありますので、まずは確認してみるとよいでしょう。

申請から受給までの流れ

次に申請から受給までの流れについてですが、まず居住する自治体で先に述べた必要な申請書や届出書などの書類とともに助成金の申請を行います。
先に述べた条件を満たしていると承認された後に交付決定書が出されます。
ここまでの期間はおおよそ1週間前後が目安です。
この決定書を持って初めて工事を開始することができます。

なお、工事に届出書と違う施工があった場合、不正な手段を用いて承認を受けたと見なされ助成が取り消しになる場合もありますのでご注意ください。

その工事の終了後、施工業者への代金の支払いを行った上で工事の完了報告をします。
その後、自治体による外壁塗装の工事の完了検査を受けます。
この完了検査は非常に細かくなされますが、これは偽りなく工事が施工されたかどうか、不正がなかったかどうかを確認するためです。
これには期限がありおおよそ3か月以内に検査を受けなければならないようですので、確認をすることが必要です。

この完了検査において問題がないと判断された場合、助成金確定通知書が送られてきます。
その通知書が届いてからようやく助成金を受け取ることができます。
この通知書は完了検査を受けてから約2週間前後、補助金および助成金の支払いは通知書が届いてから約1か月前後になされるようです。

まとめ

上に説明した通り、補助金や助成金を受け取るのに条件が細かく定められており、また申請から助成金を受け取るまでのプロセスが多く非常に厳しいものではありますが、その分補助金や助成金の支払額は多くもらえるようです。

助成金や補助金は、国として推し進めたいものがある場合に設置されることが多いです。
そのため、環境問題を考慮した家造りや、高齢者用の住宅リフォームなどがあります。

こういった優遇措置は、いつまでも続くものでもないため、今は必要ないと思っていても、どうせならとこの機会に助成金を使ってリフォームをしてしまうのも一つの手ですよね。

皆さんの自治体でこの制度があったらぜひ受けることをおすすめしますよ。

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