外壁塗装のシーリングは？シーリングの種類や価格・相場を徹底解説！
住宅をリフォームする場合には、外壁塗装を選択肢の一つに入れる必要があります。
外壁塗装の場合には、一つの種類の塗料を選ぶ必要がありますが、多くの人は塗料の種類などには詳しくないはずです。
このような場合には、業者に聞くのが良いですがおカネばかりを求めている業者はわざと高い塗料をすすめてくるかもしれません。
ですが、もし一般的に使われている一番人気の塗料が良ければシリコンを利用するのがよいかもしれません。
シリコンの一番の特徴は、価格が安く劣化しにくいことと言えるでしょう。
シリコン系塗料の相場は1平方メートル当たり\3000ですが、この場合シーリングを入れる場合にもシリコンシーリングを入れてみるといいかも知れません。
これは、弾力性がありなおかつ耐用年数が長いことです。
耐用年数の割には費用が安いことから、多くの人にこのまれている傾向があるといえるでしょう。
そもそもシーリングとはどのような部分に使うかといえば、外壁と外壁のすき間に埋め込む柔らかい奴です。
乾燥した状態でも、強く爪の先で押し付けるとあとがついてしまう可能性があるぐらいになります。
ですが、柔軟性があり耐用年数が長いためそれなりに長く使い続けることができます。
実際に利用する場合には、全体的にどれくらいの料金になるかが気になるところです。
全体の塗料を考えると1平方メートル当たりおよそ3000円ほどになりますので、平均的な大きさの一戸建て住宅の場合には、屋根をぬかせば60万円から70万円程度になると考えておけば間違いありません。
では、屋根を入れると程の金額になるかといえば、修復箇所が少なかった場合を前提にすると110万円くらいになるでしょう。
この金額を、15年に一度ぐらい出せばいいだけですのでそれほど大きな負担にはならないはずです。
1年当たりの家の維持費にかかる金額を計算するとおよそ7万円前後ならば、比較的安い方といえるかもしれません。
外壁塗装に使用されているウレタンシーリングの最大の特徴は防水性能を向上させることができます。
特にウレタン製の塗料で作られた外壁は雨風に強くなっており、劣化による影響を最小限に済ませることができます。
外壁塗装のリフォームの際に利用されることが多く、安価で利用可能で費用もかからない点から広く利用されているありふれた素材です。
ウレタンシーリングは防水性能に優れているだけでなく、形を柔軟に変化させることができるようになっているので住宅の壁に空いた穴を塞ぐ際にも有効です。
アンテナ線や光回線のケーブルを通す際に作られた穴の埋め立て作業にも利用されていて、ケーブルや住宅の壁の劣化を防ぐことができます。
他にもウレタンシーリングは乾燥が速いというメリットもあります。
従来の埋め立て用の素材は乾燥が遅いのでケーブルやパイプを動かしてしまうと簡単に壊れてしまいますがウレタンシーリングであれば速乾性があるので作業を短時間で済ませることができるのです。
塗装が上から塗ることができないので、外壁に対する落書きなどを予防したい方にもおすすめできます。
建築業界で広く利用されているありふれた素材なので価格も一般的な埋め立て用の素材と比較して安価な傾向があります。
相場としては1kg当たり数百円から数千円程度で購入可能です。
建築の現場で用いられているプロ仕様のウレタンシーリングだけでなく日曜大工向けの製品も提供されており、ホームセンターなどで購入可能です。
以上のことからウレタンシーリングは外壁の塗装の際に雨風を弾いて腐食や劣化などを防ぐ効果があり、比較的安価で購入可能な点からメリットが多い素材になっています。
ただしウレタンシーリングの上から塗装を施すことはできない点に注意しましょう。
特に素材の色が目立たないようにパイプやケーブルを通すために空けた穴を埋め立てることが重要です。更に速乾性があるので皮膚に付着した場合は速やかに水で洗い流しましょう。